ナレナビ

活用ガイド / ファイル生成

ひな形は、そのまま使う。テンプレートから見積書・請求書をAIに作らせる

見積書も請求書も、様式はもう社内にあります。ナレナビは、いま使っている Excel・Word のひな形をそのまま登録し、体裁を崩さずに中身だけを差し込んで書類を作ります。テンプレートは組織で共有でき、「この様式で出す」を全員のものにできます。

生成AIに見積書を作らせて、落胆した経験のある方は多いはずです。文章は書ける。ただし出てくるのは、自社の様式ではありません。

罫線の引き方、社名の位置、金額欄の書式、合計の数式。何年もかけて整えてきた様式を、AIのために捨てるわけにはいきません。だからナレナビは、ゼロから作らせない設計にしています。いま使っている Excel・Word のひな形を登録すれば、体裁はそのままに、宛先や金額や納期といった中身だけが差し替わります。

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テンプレートなしで生成

A社向けの見積書を作って。装置Aを2台、単価180万、据付調整24万、納期は8月末で。

見積書を作成しました。テンプレートの体裁はそのままに、宛先・明細・金額・納期を差し込んでいます。

見積書_A社_装置A.xlsx
プロンプトを入力 + ツール 見積書(標準)×

必要な項目が足りなければ、AIが聞き返します。「宛先は?」「納期は?」——会話でそろえば、そのまま書類になります。

何が「そのまま」なのか

登録したひな形 見積書_標準.xlsx
御 見 積 書 {{customer_name}}
見積番号 {{quote_no}} 発行日 {{issue_date}}
品名数量単価金額
{{item__name}} {{item__qty}} {{item__unit_price}} {{item__amount}}
行は、データの件数に合わせて増減します
合計(税抜) =SUM(D8:D12)
納期:{{note}}
できあがった書類 見積書_A社_装置A.xlsx
御 見 積 書 株式会社A社 御中
見積番号 Q-2026-0731 発行日 2026/07/13
品名数量単価金額
装置A 2 1,800,000 3,600,000
据付・調整 1 240,000 240,000
合計(税抜) 3,840,000
納期:2026年8月末
差し込み箇所(AIが自動で見つける) AIが入れた値 数式のまま。合計は今までどおり自動計算
左右は同じファイルです。罫線も、社名の位置も、列幅も動いていません。変わったのは、色の付いた箇所だけ。
Excel・Word

体裁そのまま差し込み

見積書・請求書・発注書・納品書など、様式が決まっている帳票はこちら。元ファイルを保持したまま中身だけ入れ替えます。

PowerPoint

デザインテーマを引き継ぐ

スライドは考え方が違います。資料から配色・見出し・構成のテーマを取り出して、AIがそのテーマに沿った新しいスライドを組み立てます。

スライドだけ扱いが違うのは、守りたいものが違うからです。請求書で守りたいのは一字一句の様式。提案書で守りたいのはトーンとデザインで、中身の構成は案件ごとに変わります。

登録する:ファイルを渡すだけ

テンプレートを作成 ×
ファイルを追加するとAIが取り込みます Word / Excel / PowerPoint / PDF / 画像に対応しています .docx .xlsx .pptx .pdf .png .jpg .webp
取り込み方法
元のファイルの体裁をそのまま使う .docx / .xlsx

アップロードしたExcel・Wordの体裁をそのまま使い、宛先・金額・日付などの差し込み箇所をAIが自動で見つけます。元の見た目を崩さず帳票を量産したいときに最適です。

レイアウトを再現して作り直す .pdf / 画像

PDFや画像から、レイアウトを再現した編集できるテンプレートをAIが作成します。元ファイルが無い/体裁を作り直したいときに。

スライドのデザインテーマを作る .pptx

スライド資料から、再利用できるデザインテーマとガイドをAIが作成します。

Excel・Word は「元の体裁をそのまま使う」一択です。罫線も、社印の位置も、数式も、列幅も、あなたが作ったままの様式が残ります。

1

ひな形のファイルをアップロードする Word / Excel / PowerPoint / PDF / 画像

ふだん使っている見積書や請求書を、そのまま渡すだけ。PDFや紙をスキャンした画像しか残っていない場合も、レイアウトを再現できます。

2

AIが差し込み箇所を見つける {{ }} を自分で書く必要はありません

「ここが宛先」「ここが合計金額」「ここが明細の行」——AIがファイルを読んで印を付けます。拾えなかった項目は、後から手で足せます。

3

項目を整える ラベル・種別・必須

項目名を業務の言葉に直し、種別と必須かどうかを決めます。足りない項目は、AIに探させることもできます。

見積書(標準) / 差し込み項目
Excel 元のファイルの体裁は保持されます 不足項目を提案してもらう
項目
{{customer_name}} 宛先 テキスト 必須
{{issue_date}} 発行日 日付(2026/01/31) 必須
{{quote_no}} 見積番号 テキスト
{{total}} 合計金額 金額(¥1,000) 必須
{{note}} 備考 文章(長文)
明細(繰り返し行)
{{item__name}} 品名 {{item__qty}} 数量 {{item__unit_price}} 単価 {{item__amount}} 金額

書類を作成するときに、データの件数へ合わせて行が自動で増減します。ここでは列(品名・数量・単価など)の定義だけを行います。

差し込み箇所(マーカー)は、取り込みのときにAIが自動で見つけて入れます{{ }} を自分で書く必要はありません。過不足があれば、この画面で足したり直したりできます。

明細のように行数が決まらない表も扱えます。列(品名・数量・単価・金額)だけ定義しておけば、行は件数に合わせて自動で増減します。ひな形の見本が3行でも、10行の明細が入ります。

使う:会話で伝えるだけ

登録が済んだら、あとはチャットです。ツールから「ファイル生成」でひな形を選び、いつもどおり日本語で伝えます。

A社向けの見積書を作って。装置Aを2台、単価180万、据付調整24万、納期は8月末で。

必要な項目がそろっていなければ、AIが聞き返します。そろえば、その場でファイルが出てきます。Excel は Excel のままダウンロードできるので、そのあと手直しするのも自由です。

配る:組織の様式として固定する

ここが、個人のテンプレートと決定的に違うところです。作ったひな形は組織に公開でき、公開すれば全員が同じ様式で書類を出せます。

テンプレート / ドキュメント
ドキュメントテンプレート 見積書・請求書などのテンプレートを作成・管理します
テンプレートを作成
すべて 組織 マイテンプレート テンプレート名で検索
Excel 個人 見積書
見積書(標準)

自社様式の見積書。宛先・明細・金額・納期を差し込みます。

Excel 組織 組織公開 請求書
請求書(自社様式)

経理承認済みの請求書フォーマット。振込先・締日は固定。

Word 組織 組織公開 発注書
発注書

購買部の標準フォーム。品目・数量・希望納期を差し込みます。

PowerPoint 標準 会社紹介
会社紹介スライド

コーポレートのデザインテーマ。表紙・見出し・配色を再利用します。

登録したひな形は、個人のまま使うことも、組織に公開して全員が使える様式にすることもできます。「請求書はこの様式で」を、組織のルールとして固定できます。

個人

自分だけが使う

試作中のひな形や、自分の担当先向けの様式。まずは個人で試せます。

共有

相手を選んで渡す

ユーザー・グループ単位で、編集者または閲覧者として共有できます。

組織に公開

全員の“標準様式”にする

経理が承認した請求書様式を組織に公開すれば、誰が作っても様式は同じになります。

「請求書の様式が人によって違う」「古いひな形が使い回されている」。原因は、様式が個人のPCに散らばっていることです。1か所に集めれば、最新の正しい様式が、探さなくても手元に出てきます。

様式はそのまま、中身の入力だけAIに任せられます

様式を作るのは人間の仕事。そこへ中身を入れるのは、AIの仕事です。

押さえておきたいこと

  • 対応形式は Word(.docx)・Excel(.xlsx)・PowerPoint(.pptx)・PDF・画像。出力は元の形式のほか、PDFも選べます。
  • Word の特殊な差し込み機能(MERGEFIELD・コンテンツコントロール)は対象外です。通常の文書として作られたひな形をお使いください。
  • 帳票向けの機能のため、極端に大きな Excel(数万行・数十シート)は取り込めないことがあります。

どんな業務から始めるか

部署ひな形AIに任せる部分
営業見積書宛先・明細・金額・納期の差し込み
経理・購買請求書・発注書取引先・品目・支払条件の差し込み
品質・製造検査成績書・作業指示書測定値・工程・担当の差し込み
広報・営業企画会社紹介スライドデザインテーマを引き継いだ資料の組み立て

まずは、いちばん枚数が多い書類から。1枚あたり10分かかっていた書類が月に100枚あるなら、そこが最初の一歩です。

次に読むなら:AIエージェント

「見積を作る担当AI」を用意し、おすすめテンプレートを紐づけておけば、選ぶ手間もなくなります。

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