社内AIを使っていれば、必ず「まだ答えを持っていない質問」に当たります。問題は、そこで止まること。詳しい人につないで、返ってきた答えを次から誰でも使える形にする——そこまでが一続きです。
ナレナビのSlack・Teams連携は、この橋渡しを担います。チャットから質問するための機能ではありません。アプリで出た質問と回答を詳しい人のチャンネルへ転送し、その返信をAIの知識に取り込むために使います。
答えきれない質問を人につなぎ、返ってきた答えをAIの知識として蓄積。一度きりの回答を、組織の資産に変えます。
どんな時に効くか
- サポート/CS:一次回答の確証を詳しい人に取り、返答をそのまま次回のAIの知識にする
- 営業:例外的な価格・契約条件の可否を、決裁できる人へ確認する
- 情シス/管理部門:前例のない申請の扱いを、担当部門に判断してもらう
使い方:アプリで質問し、答えを持ち帰る
アプリでAIに質問する まずはAIが回答
ナレナビのチャットで質問すると、AIが社内文書を根拠に出典つきで回答します。ここまでで解決すれば、それで完了です。
答えきれない時は「Slack / Teamsに送信」 人につなぐ
確証が持てない・前例を確認したい時は、その質問と回答を詳しい人のチャンネルへ転送します。送信前に「通知メッセージ」と「スレッド返信」をプレビューできます。
詳しい人にメンションが飛ぶ 答えるのは担当者本人
転送先では、指定した担当者へ@メンション付きで通知が届きます。メンションは「AIを呼ぶ」ためではなく、「答えてほしい人」を指すものです。
初期不良は当社負担、自己都合はお客様負担が原則です1。例外条件は担当にご確認ください。
回答の下のボタンから、そのままTeams / Slack の有識者へ転送。ここが連携の入口です。
@田中(サポートリード) 山田太郎(送信者)から社内ヘルプデスク経由で転送があります。
スレッドで詳細確認をお願いします
返品時の送料は、初期不良と自己都合で負担が違いますか?
初期不良は当社負担、自己都合はお客様負担が原則です。例外条件は担当にご確認…
アプリの質問と回答を、有識者チャンネルへメンション付きで転送。送信先は緑のチャンネル、@メンションは「答えてほしい担当者」。スレッドで答えるのは担当者本人です。
返ってきた答えを、AIの知識にする
ここが、この連携の本命です。スレッドで返ってきた答えを、そのまま埋もれさせません。
返品時の送料は、初期不良と自己都合で負担が違いますか?
新規取引先の与信、社内の承認フローは?
有識者の返信やフィードバックは「AIナレッジ」候補として自動抽出。追加先データベースを選んで承認すれば、次から AI が同じ質問に答えられます。
一度もらった答えを、次から誰でも使えるようにします。
一度の回答を、次からAIが再利用。同じ質問を有識者に何度も投げる必要がなくなります。
詳しい人の返信は「AIの知識」候補として自動で抽出され、内容を確認・編集して承認すると、指定したデータベースに追加されます。次に同じ質問が来たら、今度はAIが答えられます。
もうひとつの連携:AIがチャットを読む
連携しておくと、逆方向の使い方もできます。アプリのチャットで、AIがSlack・Teamsの過去のやり取りを検索し、それを回答の根拠にします。
導入の流れ
連携する Slack / Teams のワークスペースを決める 転送先になるチャットツール
転送先にする詳しい人のチャンネルがある方(毎日開いている方)を選ぶのがコツです。
エージェントに連絡先を設定する 初期設定の宛先とメンション
エージェントごとに、転送先チャンネルと初期設定のメンション先を登録しておくと、現場は迷わず送れます。
承認の運用を回す AIの知識を育てる
届いた返信を「AIの知識」で確認し、正しいものを承認してデータベースへ。運用設計から定着まで、専任チームがお手伝いします。
回答そのものの質は、裏側のデータベースとエージェント設計で決まります。チャット連携は、その知識を人の力で継ぎ足し、育てていくための仕組みです。
次に読むなら:エージェント設計
集めた知識を「どう答えさせるか」。役割ごとのエージェント設計で、回答の質がさらに上がります。